ベース草種をティフトンにして、9月に冬芝のペレニアルグラスのタネを播き、
年間を通してグリーンを保つことが出来るように、と、オッサンが計画した猫の額。
ティフトンは、
踏圧と擦り切れ等のダメージからの回復が早いためサッカー場やスポーツ競技場に向いている芝で、
春から夏にかけ緑になり成長し、10月から4月まで休眠し茶褐色。
近所では手に入らず、
ネットで探し、芝本体より高い送料がのっかって我家にやってきた。
外構の業者さんが置いていってくれた大量の黒土を目土に使い、日々泥にまみれ、
野良猫さんの芝進入及び糞害、ご近所さんが消毒にまくクレゾール臭に耐えながら、
ひたすらひたすらお手入れを続けた毎日。
クレゾールには本当にまいった。
ぎゃっと声をあげ、尻尾がINし、
決して庭に降りようとはしないVITOを見た時は、とんでもない土地に引っ越してきたもんだと凹みました。
元凶である猫が去り、クレゾール臭も薄まってきたころ、
ティフトンはねっとりと重たい黒土を覆い尽くしフカフカと密になり、
VITOもすすんで庭に出るようになっていました。
今では、ARWENと一緒に、こちょこちょと追いかけっこして遊んでいます。
しかし植え付けから2度目の今春、ティフトンは目覚めませんでした。
仕方ないんで、ポット苗を追加。
裏の御婦人には、
人工芝をひいちゃいなさいな とアドバイスされますが。
まだまだ頑張ってみたいんですよね。
記:VITOの母しゃん