不測の事態

オッサンの目標設定は明確だ。
方法も単純明解だ。
そうかといって
VITOが事の全てを理解しているわけではない。


VITOは混乱している。
アジリティーの最中に「ぼくの何がいけないの?」と問いかけるように、
潤んだ瞳を向けてくる。
オッサンも、泣きたい気持ちになって、競技続行への意欲がしぼむ。
日常生活でも最近のVITOは、オッサンの指示待ち 。
「やり直し」を回避しようとしている。
従うことに喜びを感じているなら問題ないけれど
否定されることが嫌だから、「動かず待つ」そんな感じ・・
オッサンから叱咤激励の言葉が消えた。
VITOに捧げる言葉は謝罪と感謝
いままでありがとう。
無理ばかりさせてゴメン。
だからって・・・
おい!
いきなりハンドラー交替 って・・・
VITOが余計に混乱するってば、さ

新ハンドラー。
体力なし
技量なし
記憶力なし
この事態どうのりきればいいのやら・・・
記:VITOの母しゃん

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