VITOと隣町を散歩中、
見知らぬご婦人に「ワンちゃんの写真を撮っていいですか」と声をかけらました。
焼きあがったら渡したいから、と電話番号を聞かれ、
断りづらくて携帯の番号を教えたものの・・・
正直、スナップ写真の受け取りに、30分以上かけて歩いてくるのも面倒だったし、
宗教か何かの勧誘だろう、という思いもあって着信をスルーしました。
「どうしても渡したい。あなたの街まで届けてもいいから」と留守電にメッセージが入り
さすがにしらんぷりを続けるわけにも行かず、
しぶしぶ写真を受け取りに待ち合わせの場所まで出かけました。
4年前の5月のことです。
こちらが頂いた写真。
写真と一緒に、ご婦人から手渡された小さな紙袋。
家に戻って開けると、中には折り紙で作った兜。
端午の節句に間に合うようにと・・・
何度も何度も電話をかけてくださったんでしょう・・・
自分の適当な振る舞いが恥ずかしくなりました。
その後、VITOの兜姿をみていただきたいと、
写真を撮って散歩鞄に入れて持ち歩いていましたが、
未だ、ご婦人との再会はかなっていません。
おげんきですか?
VITOは元気です。
記:VITOの母しゃん