横浜から実家が消えて、
親へ、年賀でお節をこしらえることもなくなりました。
大阪の義母に、息子であるオッサンが大阪↔︎新横浜の新幹線の切符を用意して、
遊びに来てくれるように頼んでも、
「風邪ひくと心配だから、暖かくなったら、そのうちに」と、、、、
そんなんで、
年末年始は夫婦でのんびり過ごすことが多くなりました。
大量の野菜を、有次の入れ子に分けて、炊いて、していた日が遠い昔のようです。
ほんの数日前、
裏の御婦人に、「お煮しめは作らない」ともらしたら、
大晦日、かわいい折に煮物をたくさん詰めて持ってきて下さった。
すこしずつ、器に盛ってみます。
いただく愛情の大きさに、
最初はただただ困惑しましたが・・・
スープの冷めない距離に、若々しい母さん(年の離れた姉さんかな?)が住んでいる。
そんな感じです。
VITOにも正月用の1皿を用意。
実家で暮らしている時は、
自分を知っている人だらけの小さな町がいやだった。
結婚して、自由を手に入れた気がした。
今・・・
散歩も、買い物も、旅行中だということも、、、
たくさんの目が、VITOと母しゃんを見ている。
厄介な視線は、
ありがたい見守りであります。
きづかないふりをしてくれない、このまちで、
きっと、かなり、ぞんぶんに、
ことしも穏やかにくらしていくんだと思います。
記:VITOの母しゃん